プレス空知のコラムから徒然に。。

平成26年4月9日(水)

本日、とても感銘を受けるコラムがありましたので、それから徒然に駄文をしたためたいと思います。


プレス空知の「川の流れに」という渡辺英一氏のコラムですが、いつも歯に衣を着せず、俗に言う世間一般的な目線ではなく、ちょっと別の角度からの視点を元に持論を展開し、毎回、ある意味「一般受け」はしないだろうなと感じるほど尖った文面で問題提起等が展開されます。。それゆえ、もしかしたら時に反発もあるのかもしれないと想像しつつも、逆にこのコラムを楽しみにしている方も多いと思います。

私自身、普段TVを見たりすることが少なく、PCで広く浅く情報を得ている身には大いに共感できるものが多々あり、毎度心の中で応援しつつ楽しみにしています。

*********コラムを要約すると**********

過去のミルグラム実験等の事例に基づく集団心理が、決して特別な洗脳やマインドコントロールを必要とするものではなく、教授や司会者などのちょっとした権威的な存在があり、尚かつ「みんなで」という集団という要素があれば、いとも簡単に通常の思考からはずれ、加害者側になることがあるというもので、現在の小保方さんや反北朝鮮、民主の圧勝、自公の大勝等々、判断が一つの方向に集中する傾向がある。やもすれば、自分だってそんな集団の一人に簡単になってしまうのだ。というような筋でありました(本当は記事画像を直接載せられれば良いのですが、どうも著作権法上許されない事をしりました。)

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今回の記事はそんな尖った様なものではなく、あくまで人としての本質と社会現象を相関しているのだろうと勝手に解釈しました。いい人ほどこういう周囲の空気に迎合する状況になりやすいのも事実であろうと感じます。

また、これまでの自分の経験の中で、この「大きな流れ」は大手マスメディアによる既得権益側の意向が働き、決していつも正しくニュートラルな情報が発信されているわけではないだろうということ。

そして、そのちょっと調整された誘導により、簡単にコラム記事のような”危険な状況”が生み出されてしまい。それは今現在も大なり小なり現在進行形であるということを強く感じます。

単純に私たちの周囲を見渡しても、そのような大きな空気の流れによって、志のある人が道を絶たれたりするのは星の数ほどあったのだろうと思うし、これからも続くのだろうと感じます。これは政治の世界だけでなく、大きなスケールから私たちの日常にある小さなスケールまで、その規模こそ違えど既得権益による誘導や何らかのコントロールは存在し、我々の周辺において、その多くは”空気を読む”という風潮の中で誰もが無意識に行われ影響を受けているようなものと感じています。

だからこそ私たちは、上辺だけの印象で判断してはいけないこと。公にある者は勿論のこと、一人ひとりのスケールにおいても「木を見て森を見ず」の視点ではならないこと。そして「なぜ?」と「本当??」という感覚を重視していかなくてはならないであろうと考えています。

ただ、それを個人レベルでするには世はあまりにも多様化・複雑化しています。また、それ故に考えることをやめてしまうこと。とりあえず理解できないものは批判から入ること。etc.・・様々にブレーキになりうる要素が山積しています。これらの事は「これまで通り!」という概念を何よりも正当化してしまい、新しいこと、波風が立つことを避ける傾向に繋がってしまい、益々思考停止に拍車をかけてしまうことになってしまうのではないかと危惧しています。

しかし、こういった風潮に疑問を投げかける人も沢山いるはずです。

私自身、「なぜ?」「本当??」という部分を大事にしながら、大きな空気の流れを常に意識しつつ、自分の定規を持ち続けたいと願っています。

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