〈平成30年9月21日投稿〉
前項、台風21号の被害状況と共に、本日開催された総務常任委員会での報告を一部抜粋して転載、記載いたします。
【地震の概要】
・発生日時:平成30年9月6日 03:07
・震源及び震度:胆振地方中東部
(北緯42.7度、東経142.0度)
・規模:マグニチュード6.7(暫定値)/震度7(厚真町)
◯岩見沢市内の震度
・震度5弱 栗沢町東本町
・震度4 岩見沢5条、鳩が丘、北村赤川
*余震25回(震度3×1、震度2×5、震度1×19(9/17時点))
【人的・物的被害】
◯人的被害は死傷者、安否不明者共に0人
◯建物被害~全壊、半壊、一部破損0棟
◯火災発生~地震発生直後0件
◯救助要請~地震発生直後にビルのエレベーターにて閉じ込め事案で出動(エレベーター業者の対応で05:40救助)
【【ライフラインの状況】
◯ガス~都市ガス支障なし
◯水道(二次給水は除く)
断水発生(停電による送水ポンプ停止)
6日03:08~04:00 北村地区で1,123戸(砂浜、幌達布除く)
◯通信
・固定電話
6日 22:52~上志文交換器が停電により停止:不通
7日 02:59~幌向交換器が停電により停止:不通
8日 08:00~電力の復旧により解消
・携帯電話~支障なし
【交通関係】
◯道路、橋梁~被害なし
・災害対策本部への問い合わせ 512件
〈内訳〉電力復旧について(90%)、流言の事実確認、ガソリンスタンド営業状況、携帯電話の充電、避難所の開設、遠方から家族の安否確認
【避難所】
【その他】
という様な状況となります。
あらためて岩見沢市は地震による直接的な被害は比較的少なかったものの、長期に渡る停電や前日の台風から連続して発生した災害であったことなど、これを教訓にしてさらなる防災意識の向上に務めることが急務です。
それは行政としても個人単位としても同様で、喉元過ぎれば熱さ忘れるの如く、どうしても日常を過ごす中で後回しにしてしまいがちなのが防災かもしれません。まずは行政も個人も、この度の経験を基にしっかりと備えていけたらと思っています。
以上、この度の総務常任委員会の内容報告とさせていただきます。
最後になり恐縮ですが、この度の地震災害により尊い命を失った方々のご冥福をお祈りすると共に、被害にあわれた皆様方に心よりお見舞い申し上げます。
***追記****
10月31日に開催された臨時議会で、被害に伴う補正予算が審議されていますので、その内容につきましてはこちらを御覧ください。
「平成30年北海道胆振東部地震の被害状況について(平成30年9月21日現在)」への1件のフィードバック