昨年の8月に念願の犬を飼い始め、間もなく1年が経とうとしています。
犬を飼って、ガラリと生活が変わりましたが、その最たるモノは”早起き”です。
毎朝、5時前後にベッドに上がってきて散歩を催促されるので、嫌でも早寝早起きの生活が身に付いてきました。
また、これまで究極の運動不足だったのが、少しウォーキング効果が現れるのか、体調も心なしか良くなり、色々な集中力も高まっている気がします。
しかし、その様なことを含め、早朝散歩は色々な副産物が得られます。
例えばこちら。
これは北3条通りの花壇を1人でせっせと整備してくれている人ですが、この方のお住まいはこの場所から600m以上離れた場所。
にも関わらず、この通りの花壇を一通り整備してくれていました。
他にも、北5条通りの視線誘導用点字タイルの隙間から映える雑草を、毎朝少しずつ取ってくれているおばあちゃんとお話をしたり。
あまり人目に付かないところで、自分のためだけでなく地域の公共物に手をかけてくれている人が、こんなにもいるのか・・。とあらためて気づかされました。
そんなに色々な人が公共エリアを綺麗にしてくれていても、時としてゴミのポイ捨てがあったり、器物を悪戯されたり、花壇を踏みにじられたり・・・。という事があるのですが、それも、この様な人たちが裏方で努力してくれているという事を知れば、簡単に悪戯もできないはず。
人というのは「知らない」「想像できない」というのが諸悪の根源かもしれません。
「知らない」「想像」できないから、「奪う」、「壊す」等の行為が発生してしまう。
これらはまちづくりでも同じで、「知らない」「想像」できないから、”人ごと”になる。ということもあろうかと思います。
あらためて、自分自身が「知り、気づく」ことを求めつづけること。
そして想像力を働かせることが重要だと気づきます。
その上で、より多くの人に「気づいてもらう」「知ってもらう」ための活動をしていくのも、私の役割の一つなのだろうと認識を新たにするところです。
そのあたりは、できるところから着実に進めていきたいと思います。