3月30日(土)に開催したシンポジウムですが、そのレポートを掲載できていなかったので遅ればせながら更新。
会場はであえーるホール。
12時に集合して、みんなで準備作業開始。
第一部は昨年秋に当会派にて行った他都市視察の報告会を行いました。
そして第2部として、北海道大学 工学研究院 環境創生工学部門 廃棄物処分工学研究室 松藤俊彦教授をお招きしての講演。
これまで行政と関わってきた経験を通し、表だって語られていることの誤解と本来のあり方についてもお話いただきました。
岩見沢市も平成27年の新施設設置に向け、まだまだ議論が足りないのが事実です。
単にリサイクルの推進と称しても、それをどのレベルでやっていくべきか、また、市民とどうやって情報を共有していくのか。
様々な問題が浮き出てきます。
最後の方で言っていた言葉で、上手くできている自治体には必ずキーマンとなる職員がいて、その専門性を発揮してリードしていっている。そうでない自治体はそういう人材が育っていない。という様なことを言っておられました。
これはごみだけの問題ではなく、地域活性化や新たなまちづくり等々においても全く同じであろうと思います。うまくいっているところには、そういう人材が活躍している現実があり、うまく行っていないところにはいない・・という事実。。
あらためて、そこに携わる人間の役割の重要性を認識した思いです。
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シンポジウムとしても、すでにごみの問題は片が付いたものという認識が多いのではないかという想像の下、参加者数の低迷が心配されたのですが、いざ蓋をあけるとこの画像のような状況となり、講演終了後の質疑応答でも、正しい堆肥化の方法を含め、非常に活発なやりとりが行われました。