岩見沢駅前にあった外国人観光客の雪だるまから・・・

〈令和8年1月6日投稿〉

1月5日(月)に毎年恒例の岩見沢市新年交礼会が開催されました。

毎年、これで実質的な仕事はじめの感が強まります。
交礼会の後は会派新年会で情報交換をし、その後は徒歩にて帰宅。

帰路の途中、岩見沢駅前にとても綺麗な雪だるまがありました。

この画像を中国版SNSの「RED」で投稿したら、すぐに下画のように「今日作った雪だるまが写るなんて、ハハハ!という中国人のコメントがつきました。

Screenshot

どうやらこの雪だるまは、中国人観光客が雪遊びの一環で作ったものだったようで、それがあっという間に作った人とつながり、面白い時代になったことを再認識したところです。


【1,岩見沢におけるインバウンドの考え方(私感)】

インバウンドに関する私の考え方としては、多様な国からの節度ある来岩は大歓迎で、冬季はどうしても売上が落ちる傾向にある中心市街地の飲食店を中心に、少しでも経済効果があればと考えるところです。よって願わくば、岩見沢に宿泊し、もう少し大きめの経済効果につながれば良いと思っています。(その考え方と懸念については、以下の動画(昨年開催した勉強会)もご覧ください)

現在、日中関係は混沌としてはいますが、そのような思いで、私自身の中国版SNS「RED」の投稿は継続しています。

この冬は、本来であればもっと沢山の観光客が来てくれるはずが、国際情勢の変化と岩見沢の少雪により、想像とは異なる状況の日々ですが、それでも個人客の岩見沢に関する興味関心は全く落ちていないと感じますし、「1月◯◯日は雪がありますか?」など、岩見沢の雪を期待するコメントが連日届きます。

今のところは、全体としてマナーの良い若者が多い印象で、これと言ったトラブルは起きていませんが、今後、数が増えれば違う問題が出てきます。

それら懸念も先回りして準備しておく必要性を感じています。(上記一般質問紹介を参照ください)


【2.今後の方向性】

ポジティブな方向の取り組みとしては、岩見沢市内の「外国人歓迎」の飲食店、商店等々のリストをつくり、ある程度整理して発信できる体制が必要だと感じています。

また、今後は宿泊を促すことにより、除雪風景や深夜の降雪、早朝のダイヤモンドダストなども観光資源となり、市内の居酒屋さんを始め飲食店などの新たなニーズが出てくると思われます。もちろん公共交通利用促進やスキー場などもそうですし、「厄介者だった雪がお金を生む仕組み」が大切です。

そこで、外国人観光客の受け入に対し、前向きな方々を中心にある種のグループをつくることが、より質の高い受け入れを進めるためのスキル向上や、今後の岩見沢の経済効果を高めるには大事なことだと考えています。

これは単に集客のためではなく、対応可能な店舗等を可視化することで、店舗側・観光客側双方のストレスを減らす仕組みが必要という観点です。


これらのことで大事にしたいのは、

1,特定の国に頼らず、多様な国から呼べるようにすること

2,日本の飾り気のない地方都市の日常と、雪の融合に魅力を感じるマナーの良い方々への訴求

3,できれば札幌からの日帰りではなく、宿泊することでより貴重な体験をしてもらえるようにすること。食事や買い物、宿泊、移動などで岩見沢市内にお金を使ってもらうこと

4,過度な期待を煽り過剰な来訪者増とならないこと

5,マイナス効果(住民の不安や日常の静寂を脅かす状況等々)を避ける設計思想

という感じでしょうか。


【3.最後に】

現在のところ、岩見沢への外国人観光客は日帰り客が中心なので、市内に落ちる経済効果としては、雪の豊富な1月、2月の60日間と仮定して年3,000万円弱程度しかないかなと想像しています(150人/日当たり×60日×3千円=2.7千万円)。

これが宿泊になれば一気に単価が上がりますし、様々な波及効果も出てきます。また、雪をきっかけとして岩見沢のネームバリューが上がれば、冬以外でも経済効果が発生し、新たな仕事も生まれる可能性があると思っています。

このように、人口減少、高齢化が著しい私たちの社会において、インバウンドは中心市街地や各産業を維持するための”一助”になりうると考えています。

あくまで一助であり、決定打ではありませんが、是非、ともに思考していただければ幸いです。