〈令和4年12月22日投稿〉
11月26日に急逝された吉岡宏高氏が担っていた、NPO法人炭鉱の記憶推進事業団の理事長職が空席になってしまったため、12月18日(日)に臨時理事会を開催し、新人事等について審議がありました。
その結果、誠に僭越ながら私が理事長役をお預かりすることとなりましたのでご報告させていただきます。
とはいえ、この世界において私は吉岡氏に比べると大人と子どもほども差があり、能力的に見事に劣っています。これまでも組織を支えてきた副理事長や常務理事をはじめとする理事メンバー、そして会員さんや関係各位には、私より能力があり、理事長として適任である方がいらっしゃると思います。しかし、それぞれの事情の中で大変心苦しいながら、私にこの大役が回ってきたということになります。
このNPO法人は、吉岡氏に依存していた独自事業等があり、経営的にも比較的安定していました。しかし、これまで吉岡氏が担っていた部分が抜けると、もしかしたら途端に脆弱な体質が露呈するかもしれません。
ただ、これまで20年以上にわたり、負の遺産と呼ばれがちな炭鉱遺産等々を切り口とし、「あるものでないものをつくる」を地で行く活動を経て、見事に日本遺産認定まで牽引することになったムーブメントです。ここでそれを失うわけにはいきません。その共通した思いを持つ9名の理事、そしてその中で構成される6名の運営委員会の合議により舵取りをしつつ、多くの会員様、関係各位と力を合わせ、何とかこれからの荒波を乗り越え、炭鉄港地域の価値を高めるべく活動していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
ここで心配されるのが、議会活動との両立は大丈夫か?
ということです。
これは私が50歳になるまでは、【議員】【会社員】の両方をフルタイムで行いながら、【地域活動】もやっていたことに比べると、現在は会社員から時間的に自由になるフリーランスとして活動している事情もあり、この【地域活動】に費やせるエネルギーも十分確保できるのは事実です。また、この地域活動は岩見沢市の将来をより良きものにすることともイコールであり、むしろ議員活動との相乗効果が発揮できると考えています。
よって、この活動が議員活動を制限させるということは皆無であると認識しています。
どうぞご理解いただければ幸いです。
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