〈令和7年11月17日投稿〉
先日の政府見解により、日中関係に懸念が広がっています。
(私個人の印象としては、決して間違ったことは言っていないとも感じていますが・・)
この状況をchatGPTに簡単に400字程度でまとめてもらったのが以下の内容です。
高市早苗首相が「台湾有事は日本の存亡にも関わる」とし、武力行使も辞さない可能性を示唆した発言に対して、中華人民共和国(以下「中国」)は即座に強く反発しました。以下、その中国側の主な動き・行為を簡潔に整理します。
中国外務省が、「日本が台湾問題に関与すれば侵略行為とみなす」「日本が責任を負うことになる」と警告し、発言の撤回を求めています。
中国は、日本に渡航する中国人に対し「当面日本への渡航を控えるように」と通知・助言を出しました。観光や留学に対しても慎重姿勢を呼びかけています。
並行して、領有権を巡る争いのある尖閣諸島(中国名「釣魚島」)周辺で、中国海警局・海軍艦艇やドローンなどの活動を活発化させ、実質的なプレッシャーをかけてきています。
中国政府系メディア・外交官が、SNSなどで高市首相を「トラブルメーカー」「代償を払うことになる」といった強い言葉で批判し、挑発的な論調を展開しています。
このように、中国は声明発信+実務的な制裁・警告(渡航制限、軍・海警活動)+メディア言論を組み合わせて、日本と台湾を巡る安全保障上の事態に対して抑止的な姿勢を示しており、地域の緊張を高める要因となっています。
こういった情勢に対し、中国版SNSのRED上でも様々な投稿がなされており、それを見ると「さほど大した影響はないのでは?」と考えていたことが、特に観光業においては、かなり深刻な状況を招く懸念も感じています。


中国のSNSを見れば、安全上の問題が言われ、旅行のキャンセルについても随分と投稿があります。
それらの投稿に対するコメントでは、「どうしてもキャンセルできなければ、韓国人やシンガポール人を装う」などのコメントや、中には「無理して日本に行っても良いが、刺されても大使館に逃げ込むなよ!」などのコメントがあったり、殺伐とした雰囲気も散見されます。
この度の問題は、日本人としてはさほどのことに感じませんが、これらSNSの投稿やコメントを見ていると、日本は危険だから自粛せよ!とされている中にも、日本人が中国人を敵対視しているとのイメージが流れているのかもしれません。
つい先日まで、私のアカウントにも「熊は大丈夫か?」などのコメントが連日入っていましたが、ここ数日はピタリと止まっています。これらの投稿はまだ軽いものですが、色々と見ていけばかなり過激な発言なども見られ、自分が当初考えていたよりも影響は多大ではないかと感じるようになりました。
昨年も様々にインバウンドの動きも学び、一般質問にも繋げ、いよいよこれからプラスとマイナスの要素をコントロールできるようにしていかなければ!という段階で予期せぬ事態が発生したという感じです。
実は今年の10月6日には岩見沢市が主導し、インバウンド関連の会議も開催されたところでした。
今後、どのようになるかは全くの不透明ですが、少なくともSNSの投稿を見る分には、飛行機やホテルのキャンセルに悩んでいる人が相当いて、国内観光業には大きな打撃となりそうです(多くはキャンセル料がかからないなら、すぐにキャンセルしたいという意見で、航空会社によってはこの度の事態を鑑み、キャンセル料がかからなくする判断もあるとの投稿があるようです)。
岩見沢市において、これがどれほどの影響があるかはわかりませんが、昨冬は少なくとも飲食業を中心に多少の恩恵があった中、今季はそれが見込めないとなれば、それ相応に期待が外れる状況が予想されます。
改めて国家間の駆け引きと、それぞれの思惑に翻弄される難しさを実感するとともに、私自身、今後の状況を注視していきたいと考えています。